MDM,ABM,ADEP,カスタムAppなど業務用iOSアプリの配信ノウハウを最短習得!「業務用iOSアプリ開発支援プログラム」の提供開始
2022年3月24日 株式会社フィードテイラー 代表取締役 大石裕一
業務用iOSアプリ開発運用支援のフィードテイラー(本社:大阪市北区、代表取締役:大石裕一。以下、当社)は、MDM利用を前提とする業務用iOSアプリの開発手法や配信方法の教育を行い、具体的案件での進め方もアドバイスする「業務用iOSアプリ開発支援プログラム」を2022年3月24日より提供開始したことを発表します。
昨今の業務用iOSアプリ開発では、その中長期的な保守運用を視野に入れると、MDM*1、ABM*2、ADP*3、ADEP*4、カスタムApp*5、Shared iPad*6 などApple社が用意する様々な仕組みやプロトコルを理解することが必要となっています。
それらの理解を怠って開発を始めると、iOSアプリを完成させたとしてもインストールで頓挫するといったトラブルや、完成後の配信準備に工数を要し想定以上にスケジュールが遅延する等の問題が発生するため、iOSアプリ開発会社には今やアプリ開発技術だけでなく、アプリ配布や保守運用に関する知識も求められるようになってきています。
そうした背景をふまえ当社では、業務用iOSアプリ開発の情報に特化したオウンドメディア エンタープライズiOS研究所 を運営しており、いち早く業務用iOSに取り組んで蓄積してきた知見やノウハウの発信に努めてまいりました。
同サイトを通して様々な問い合わせを頂くことがありますが、中には業務用iOSアプリ全体像のレクチャーを社内教育として実施して欲しいといった要望や、具体的な案件でのアドバイス依頼を受けることも多くございます。
そこでこの度、業務用iOSアプリの開発・配布に係る全体像の教育、及び具体案件に沿ったアドバイスをセットにした教育プログラムをご提供することにしました。
本プログラムには、国内を代表するMDMサービスである「BizMobile Go!」(IoT-EX株式会社。以下IoT-EX社)の期間限定無償ライセンスや、その操作サポートも含まれており、普段のアプリ開発では触れることのできないMDMを実際に手元で試しながら、業務用iOSアプリ開発と配信の全体像を習得できる内容となっています。
■ 「業務用iOSアプリ開発支援プログラム」について
□ 対象
- 業務用iOSアプリ受託開発を初めて手掛けようとする開発会社様
- 今後の業務用iOSアプリの提案や受託開発に備えたい開発会社様
- 顧客に業務用iOSアプリ開発を提案するコンサルタントやSIer会社様
- 業務用iOSアプリを社内で開発運用しようとしている企業様
□ 期間
お申し込みから3ヶ月
□ 価格
396,000円(税込)
□ 内容
- 業務用iOSの全体像が理解できるオンラインセミナー(2時間 x 2回)
- iOS端末管理とMDMの基礎
- 業務用アプリの配信方法の違いと開発戦略
- MDMと連携する高度なアプリ開発手法…等
- 期間中無制限の技術相談(メール・チャット。ビデオ会議は1時間3回まで)
- BizMobile Go! 特別プラン
- 検証環境の1年間無償提供(10台まで)
- エンドユーザ様をご紹介頂いた場合は紹介手数料の御支払い
- エンドユーザ様の継続利用中は、検証環境の無償期間を延長して提供
□ 本プログラムから得られるもの
- 導入初期の展開や保守運用までを含めた業務用アプリの全体像を理解できる
- 具体的なMDMの使い方を理解でき業務用iOSアプリの適切かつ高度な提案ができる
- 具体的な業務用iOSアプリ案件で困りごとが発生した時にアドバイスを受けられる
□ 詳細情報
以下URLをご覧下さい
https://www.micss.biz/consultation/
■ 「BizMobile Go!」について
「BizMobile Go!」は、2011年にリリースされた国産MDMサービスです。MDMの基本機能は全て搭載しており、エンジニアに親しみ易い管理構造を持っているほか、以下のような機能を備えていることが特徴です。(URL → https://bizmobile.co.jp/)
- 端末管理ポリシーを抽象化するテンプレートという概念
- シェル等から編集・加工し易い各種CSVデータのインポート・エクスポート
- デバイス毎に異なるアプリ設定情報をMDMから配布できる高度な Managed App Configuration*7機能
当社は本プログラムを通して、国内の多くのiOSアプリ開発企業やSIer企業が、Apple社の推奨する適切な手法で業務用iOSアプリを開発・配布・運用保守できるよう、エンタープライズiOS業界に寄与してまいる所存です。
なお本プログラムについては、国内を代表するMDMサービス「BizMobile Go!」を提供するIoT-EX社様より以下のコメントを頂戴しております。
『今回のフィードテイラー様における「業務用iOSアプリ開発支援プログラム」の提供開始を心より歓迎いたしま す。弊社ではBizMobile Go ! というソリューションのもと、お客様に最適なデバイス管理・活用のためのサービスを 提供しています。業務用iOSアプリとの連携機能も充実しており、この分野に精通しているフィードテイラー様とも連携を強化し、お客様に最適なサービスを提供してまいりたいと考えております。』
■ 株式会社フィードテイラーについて
iOS黎明期の2008年からiOSアプリ開発事業を手掛け、2010年よりB2B分野のアプリ開発に特化。2011年、B2B向けファイル共有サービス「SYNCNEL」を自社開発し、2016年に富士ソフトに事業売却。その後、業務用iOSアプリ開発支援に注力。ACN(Apple Consultant Netwrok)メンバー企業。
■ 本リリースに関するお問い合わせ
株式会社フィードテイラー info+b2biosprogram [at] feedtailor.jp
■ 用語解説
- *1 MDM
- Mobile Device Management の省略表記。業務用iOS端末を集中管理・監視・制御するほか、業務用アプリやOS設定を配信する仕組み
- *2 ABM
- Apple Business Manager の省略表記。iOS端末やアプリ、AppleIDなどのリソースを業務用に使用する場合の管理ポータルサイト。MDMと連携させて使用する
- *3 ADP
- Apple Developer Program の省略表記。業務用途に限らず開発したiOSアプリを配信する際に必須となる証明書や各種ファイルを入手する為にApple社と締結する契約
- *4 ADEP
- Apple Developer Enterprise Program の省略表記。業務用途のiOSアプリを端末無制限に配布できる証明書や各種ファイルを入手する為にApple社と締結する契約
- *5 カスタムApp
- AppStoreに非公開アプリとして登録される業務用アプリ。ABMやMDMと連携して、業務用端末に配布できる
- *6 Shared iPad
- 業務用の端末を複数ユーザで切り替えて使用するための仕組み。MDMと連携して動作する
- *7 Managed App Configuration
- MDMから配信するアプリ内で使用する特別な設定値をMDMから流し込める機能。iOSアプリ側の対応も必要になるが初期展開作業の労力を軽減できる