最初1人で始めたこの会社も今や6人体制。

3坪弱だった事務所も今や20坪弱になりました。主たる事業は創業期のwebシステム開発からiOSアプリ開発へ大きくシフト。ほぼ100%受託依存だった収益構造も、Book+そら案内 for iOSのようなConsumer向けアプリから上がる収益と、SYNCNELのようなEnterprise向けアプリ(サービス)で販売店様から頂く固定的ライセンスフィーとで、半分近くまで下がってきました。

フィードテイラーという会社がここまでやってこれたのも、支援機関の方々、起業家先輩の方々、創業時期を同じくする同志たち、お客様、家族、joinしてくれた仲間、御縁を頂いた無数の方々、本当に色んな人との繋がりがあってこそと本当に感謝しています。有難う御座います m(__)m

創業3年で売上数十億!とか創業5年でIPO!とか創業2年でBuyOut!とか….。ウチはベンチャー界隈で華々しいその種のストーリーとは無縁な所にいてますが、別にそれで良いと思ってます。負け惜しみだとか、諦めだとか、そういうのじゃなくて。

綺羅びやかに見える程、その定番ストーリーの影で沈んでいる会社が多くなりますからね。つい最近も知り合い経営者でIPO目指して億のお金を調達したもののVCからの資金引き上げで回らなくなって社長1人借金背負って1ルームに逆戻り、畳んだ方がよくね?的なストーリーを耳にしたりして…。そんな話はなんぼでもある訳です。

In Construction © 2012 fs999, Flickr

ピリっと自社らしいエッセンスも入れて世間を驚かせたり自分らも愉しみつつ目立つところでは目立つけど、実はちゃんと堅い収益体質も作り出していて、富を再生産し適正に再分配するストーリーが描かれている….。もちろん残業禁止で副業okを始めとする就労環境も申し分ない。そんな会社を引き続き目指したいと思っています。メチャクチャ難しいですけど。

その為にこれからも色々仕掛けていきます。

直近のSlidrsそのものはもちろんですね。Slidrsをテストマーケティング的に公開したからこそ見えてきた面白い副産物も出てきてます。来年はコレやろなーと前々から温めてきたビジネスを形にすべき頃合いも何となく見えてきました(例の業界騒然な大事件とかですね)。まだ暫く超絶面白いであろうiOSはもちろん、それ以外も含めてアイディアの幾つかを新たな収益事業に出来る7年目にしたいなと思ってます。

創業してからの奇数年目は節目だそうです。

1年目、3年目、5年目…と乗り越えてきて、今年は7年目ですね。起業家の先輩の背中を追いかけて我武者羅にやってきましたが、気が付けば自分が先輩と呼ばれたりするようになりました。不思議なもんです。7年目で法人としても個人としても劇的に飛躍された社長を何人か知っている事もあり、この1年更なる高みを見ながら身を引き締めつつ邁進する所存です。今後ともフィードテイラーをどうぞ宜しくお願い致します。