RSSリーダーにRSSフィードを登録しておくとホントに便利。

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ウェブサイトやブログをいちいち見に行かなくても、サイトの方からどんどん情報が降ってくるイメージです。…が、RSSリーダーの中に毎日毎日、目につくRSSフィードありませんか?未読欄に常に鎮座している、大量の更新をかけてくるRSSフィード。

 

英語のサイトですがStringFooに、RSSの更新頻度についての見解が掲載されていたのでご紹介します。

In the case of CNet, there have been days when they’ve published over 100 stories. My thesis is that this information overload results in an unused feed, making users drift away from your site.

CNetが引き合いに出されていますが、RSSフィードが物凄い頻度で更新されてしまうと、お客様がサイトから離れてしまうばかりか購読すら停止されかねないと警告しています。1日に100個もアイテム(RSSの中身に相当する情報の単位)が配信されてくると、読む側も追いつかなくなりますよね。そんなに見られません!みたいな。

国内で顕著な例として真っ先に思い浮かぶのが asahi.com のRSSフィード。1日の配信量は平気で50を越えます。当初は僕も購読していましたが、StringFooに書かれている通り、未読件数が溜まるばかりなのに嫌気がさして結局購読するのをやめました。

今はasahi.comのサイトも見ないし、asahi.comからRSS配信も受け取っていません。僕とasahi.comの関係は更新頻度の高すぎるRSSフィードによって絶たれてしまったと言えなくも無い訳ですね。

 

そこで、StringFooは、幾つかのサイトを例に出して情報のジャンルや著者ごとにRSSを分けるように勧めています。

情報量が多いのは褒められるべき事なのでしょうが、1つのRSSフィードに全部の情報を詰め込んで購読者をパンクさせるのも考え物だという訳ですね。

RSS Feeds

上の画像はWiredというニュースサイトのRSSフィード一覧です。凄い数ですが、ジャンルが細かく分かれていて購読者に選択する余地を与えています。

Content Syndication

続いてこちらはCisco。StringFooには紹介されていない事例ですが、僕はこれもRSSフィードの配信の在り方だと思っています。カテゴリやCiscoとの関係を選択させる事でRSSフィードの中身を絞り込むインターフェースを提供している所が親切ですね。

 

そんな訳で、大量の情報を一次配信されるメディアはもちろん、色んな情報を収集してRSSで二次配信するサイトも是非RSS更新頻度について再考をお勧めします。

StringFooでは多くても1日に10更新程度が勧められていますが、個人的にはもっと少なくても良いんじゃないかなと思ったりしています。もちろんコンテンツそのものの量にも依存するのですが…