2年程前に弊社のアプリ第2弾としてリリースした「防犯マップ」を完全リニューアル。バージョン2.0としてリリースしました! (プレスリリースはこちら)

防犯マップ

プログラムを全部フルスクラッチで書き直しです。iPhone/iPadの両方で動くユニバーサルバイナリとし、見た目も大きく変更しました。以前の犯罪リスト主体のインターフェースから、アプリ名の通りに「マップ」を主体にした犯罪情報閲覧アプリへと進化させました。

iPhone版はこんな感じ

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最初は大阪の中心部の犯罪情報が現れますが、画面右上のGPSボタンで現在位置周辺の最近の犯罪を閲覧する事も出来ます。

地図上の犯罪一をタップすると詳細を表示。

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リストにするとこんな風に一覧できます

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赤色はお子様が被害にあわれている「子供被害」、青色は「ひったくり」です。そして緑色は「強盗」なんですが、これは余り起こりません。

ご覧頂くとすぐ分かりますが、もうビックリするぐらい「子供被害」と「ひったくり」が多い。更に、iPad版では地図を大きな視点で俯瞰する事ができますので、大阪がいかに犯罪が多いか分かって怖くなります。

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初期バージョンでは地図上にピンを立てていたのですが、厳密にその位置でピンポイントに犯罪が起こっている訳ではありません(大阪府警さんの公開情報は○丁目△番地の精度)ので、発生箇所をアバウトな表現に変えています。そして、色が薄い程、古い犯罪です。逆に、濃いほど最近の犯罪になっています。

 

ちなみに、本アプリは不安を煽る意図は全くありませんので、念の為。

元々大阪府警さんが公開されている犯罪情報がテキストベースで位置関係を把握しにくいものを、スマートフォンやタブレット端末上で視覚的に分かり易く表現して防犯意識を高めようというのがそもそもの動機です。

理想的な犯罪情報の公開とは、恐らくこういう形を言うのだと思います。システムとしては全国の犯罪情報を表現する事が可能です。しかし情報が公開されていませんし、整理もされていないように見えるのが現状。そういう意味で、大阪府警さんの情報公開は本当に全国トップクラスの質だと僕は常々感じています。

 

防犯マップ は今はまだ、大阪府下にお住まいの方や、ご親族が大阪府下にいらっしゃる方、仕事・出張で大阪に来られる方…等、大阪に関係のある方向けのアプリになってしまってますが、大阪府外の方も、犯罪情報が昨今のスマートフォン・タブレット端末で表現されるとどうなるか…という視点でもご覧頂けましたらと思います。プレスにも書きましたが、ゆくゆくは、やはり対応都道府県の数を増やしていきたいですね。

尚、今回のリニューアルでは、毎回お世話になっているデザイン事務所メタ・グラマーさんにデザイン全般で御協力を頂きました。いつも有り難う御座います!今回も非常に見やすい見た目に仕上げて頂きました。感謝感謝です。

 

…という訳で 防犯マップ アップデートのお知らせでした。