沢山の方にご利用頂いている天気予報アプリ「そら案内 for iOS」が久しぶりにアップデートしました。共同企画・開発という事でご一緒させて頂いている日本気象協会様からはプレスリリースも出ていますので宜しければこちらもご覧下さい。

今回の新バージョン v1.2 では以下の2点が改善/機能追加されました。

  • 起動速度の改善
  • 生物季節情報の追加

以下に、それぞれご説明させて頂きます。

 

■ 起動速度の改善

待望の…という感じですね。かねてより「起動速度をもっと早くして下さい」というお声が多く頂いていましたので起動処理の見直しを図りました。地域の登録数が多ければ多い程に体感頂けると思いますが、結構早く起動するようになったのではないかと思います。是非お試し下さい。

 

■ 生物季節情報の追加

日本気象協会さんが運営されるている天気予報サイト tenki.jp に以下のようなヘッドラインが流れているのをご存知でしょうか。数十種類の生物/植物について地域ごとに初観測した日を前年度比と共にアナウンスしているものです。

さくらの開花がどこそこで昨年より何日早く観測された…ってな事はよく見聞きすると思うのですが、それが数十種類に広がったモノと考えて頂ければ良いかと。生物季節情報というのですが、この表示に対応しました。

自分の登録している地域で何か新しい生物/植物の初観測が報告された時は以下の画像のようにアイコンが付きます。

このアイコンが「今日は新しい生物/植物が観測されましたよ」って意味ですね。新着植物!みたいな。これをタップすると以下の画像のように詳細画面に遷移します。過去分も一緒に出てきますよ。

青色太文字で表示されている生物/植物名(上図ではすすきとかさるすべりとか)をタップすると

ウィキペディアで詳細な情報を知る事が出来ます。アイコンは初観測された「その日」にしか出てきませんが、万が一見逃した場合でもメニュー画面から過去の生物季節情報を閲覧できるようにもしていますのでご安心下さい。

ちなみにここまで御紹介した画面は全てiPhoneの画像ですが、もちろんiPadでも表示されます。ウィキペディアの表示はやはりiPadの方が閲覧し易いですね。

という訳で、そら案内 for iOS のアップデートのお知らせでした。

季語の多くは生物や植物である事が示すように、それらの初見は去りゆく季節や新たな季節の訪れを意味する事が多いです。普段のお天気情報と共に、そんな季節の変わり目をウィキペディア連携も活用して頂きながら楽しんで頂ければと思います。