たまにはプライベートな事も書いてみましょうか。

先週木曜日(11/6)に好例の誕生日プチ旅行へ彼女と共に行って参りました。どんだけ会社が大きくなっても通常の有給休暇とは別に家族休暇という名の「家族が誕生日の時は必ず休むこと!」的な社則を作りたいと思ってまして(通常の有給休暇+家族の数だけ特別有給休暇を追加みたいな)、その為にはまず社長自らが実践実践。という事で、丸々1日お休みを頂いて、今年は京都嵐山に赴いた次第。

 

紅葉を楽しむには少しばかり早かったようで、最初の目的地であるトロッコ嵯峨駅近くの木はまだ緑の残る紅葉し始めな感じでした。

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観光列車の異名を持つ通り乗客を笑わせて飽きさせない(?)車掌の話を聞きながらトロッコにゆられるままに20分余り。もちろん、見える景色は山!川!空!の3点セット。

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久しく壮大な自然って雰囲気の景色を見ていなかったので随分と癒されました。自然の中に身を投ずるのはやっぱり良い気持ちですね。余りにも王道すぎますが嵐山方面に行かれるのなら是非。終着駅から往路をトロッコで帰る人もいる中、僕らは最寄り駅からJR嵯峨へ。

 

次に、続いて駅から徒歩15分程にある大覚寺。ここでの目的はずっと以前から彼女と一緒にやりたいねぇと言っていた写経です。修行や精神統一的な事に最近は興味が絶えなくて、その一つを旅行中にやってしまおうという企画。このへん自分達らしいというか何というか…。受付を済ませて写経道場に腰を据えてのスタートです。

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薄く書かれた文字をひたすら筆ペンでなぞっていくだけなのですが、この過程が非常に良いのですよ。没頭するという感じですかね。キーボードを打つのとは違った、一文字一文字書くことの力というか、その最中の精神の研ぎ澄まされ具合の体感というのが普段なかなか出来ない体験でした。同じように経営者と思しき人もいたりして、なるほどなぁと感じた次第。

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約1時間かけて出来上がったのがこちら。まぁ綺麗に出来た方でしょう。これでも書道11年のキャリアですので(嘘でしょうと言われる事がしばしば)。ちなみに写経のお値段は拝観料と併せて1,500円。とんでもない粗利率の筈で、理想的な売上の立て方をしてるビジネスモデルだなと思いました。やっぱりどこに言ってもビジネスの事が頭から離れませんね。

 

昼から夕方にかけては博物館周り。2年程まえに出来たばかりの小倉百人一首の博物館「時雨殿」で、任天堂のDSと敷き詰められたプラズマディスプレイ数十枚の壮観なデジタル博物館を体験してみたり(借し出されるDSを持ってその上でクリックすると足下の札をゲットみたいな)、古今のオルゴールが展示されたオルゴール博物館で金額に驚いてみたり…とかとか。

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毎回旅行では観る楽しみに加えて必ず1つ以上の食の楽しみも追求する事にしてます。今回は少し豪勢な豆腐料理。花筏という旅館の嵐山温泉入浴権付きランチを食しました。いつもよりちょっとリッチな環境で贅沢な食を楽しんだ後に一っ風呂っつーのが和に徹する感じで良いですね。

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同室客の余りの品の悪さに3年ぶりのマジ切れをしてしまったりという話もあるのですが、ここはまぁ省略という事で。

 

そんなこんなで33歳になった日に堪能してきた嵐山。思い出に残る良いところでした。新たな歳を迎えたこの1年、弊社にとっても転換期になる重要な1年になりそうです。そのあたりの話はまた別の機会に。